男性社員が思ったよう動いてくれないけど、私ってなめられてるのかな?
こんな悩みを抱えている女性リーダーの方の悩みを解決します
ゴリラセンター長
・マネージャー10年目、50件のプロジェクトに携わる
・現在500人規模の事務センターでマネジメントを行う
・過去5年間で携わった案件は全て黒字、利益率記録を更新中!
・ビジネスで得た知識を社会の役に立てる為、ブログ配信中
・ワークライフバランス重視で残業月25/Hを1年連続達成中!
女だから?男性部下が思い通りに動いてくれない
女性リーダーから男性社員の指導をする中で、こんな悩みの相談をよく受けることがあります
当てはまる方はこの記事を読んでください
・自分が指示した通りに動いてくれない
・男性からの反発が怖くて指導しづらい
・メンバーから嘗められている気がする
結論から言うと『あなたが女性であることは関係ありません』
その人がどういう人なのかを理解して、正しい指導ができていないことが原因なんです。
上司が気に入らないと部下は上司に非協力的な態度をしたり、わざと困らせるようなことをしてきます。
時には嫌味を言ってくることもあります。
ただ、それは相手が誰であろうが、相手の有効打になりそうな言い方をしているだけなのです。
上司が女性なら「女性は今のご時世は出世しやすくていいですね」
上司が容姿端麗なら「見た目が良いと得ですよね」
上司が年下なら「先輩が整えた道があって仕事楽だったでしょ」
上司が転職組なら「前の会社は楽に結果出せるところでラッキーでしたね」
相手が誰であれ攻撃する言葉なんていくらでもあります。
女性ということを粒立てて攻撃してくるからと言って、自分が女性であることが原因かはまた別ということです。
解決に導く為には相手のタイプ別に対処を行うこと
相手がどんな人間なのか
私が部下に指導をするときはタイプ別に分類して対処するようにしています。
コーチングテクニックの一つですが、人に対してラベリングをすることで
相手の特性がよく見えるようになり、指導がしやすくなります。
※参考書籍のリンクを貼っておくので詳しく知りたい方はどうぞ
図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく (コーチ・エィ監修コーチングシリーズ)
- 作者:鈴木 義幸
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2006年06月
(書籍リンク)
人も場も支配したがる!コントローラー
前のめりにバリバリ周囲を引っ張っていくコントローラータイプ
起業家、経営者に多く見られますが、企業人にも多くいます
こんな特徴があります
こういったタイプには次のような指導が効果的です
仕事を依頼する
・依頼時は納品して欲しいものや目標を端的に伝える
・依頼時の説明は最低限守って欲しいことだけ伝える
・任せている間は可能な限り放っておく
報告を受ける
・報告を受ける際は質問責めにしない
・情報提供者だと認識をして話をする
誉めるとき
・下手なおだては逆効果
・周囲の人間が良い影響を受けていることを誉める
「あなたのチーム、最近いきいきしているわね」
影響を与えるのが大好き!プロモーター
注目されることが生きがいのプロモーター
周りから関心を寄せられているときに最大の力を発揮します
こんな特徴があります
仕事を依頼する
・仕事は基本的に任せる
・「おまえしかいないぞ!」という言葉を待っている
・プロセスも見ておいて欲しい
・魅力的なビジョンを提示する
報告を受ける
・自由に報告させる
・結論を急がない
誉めるとき
・とにかく誉める
・全体の前で誉めるとより効果的
人間関係重視!サポーター
俗にいう「いいひと」
人が好きで、人間関係を重んじます
自分の感情を抑えがちなので、承認欲求が強かったりします
こんな特徴があります
仕事を依頼する
・プロセスから丁寧に説明する
・合意形成を取りながら進めることが大事
・情報だけ伝えて、あとは判断してくださいはNG
・困ったことがあればフォローする姿勢を伝える
報告を受ける
・プロセスや思いを聞く
・結論を急がず話を聞く
誉めるとき
・「ありがとう」「うれしい」と言葉で貢献を表現してあげる
・プロセスの段階で「よくやっているね」と気にかけてあげる
石橋は叩いて渡る!アナライザー
慎重派のアナライザーは、行動を起こす前に必ず多くの情報を集め
計画を立ててから動き出します。
こんな特徴があります
仕事を依頼する
・好きにやってみろは戸惑います
・専門的役割を伝えてあげると動きやすい
・目標に客観的情報を付与し、説得力を上げる
・ある程度の道筋を立ててあげる
・リスクについても言及しておく
報告を受ける
・一から十まで全部聞く
・時間がないときは別途時間を設ける
誉めるとき
・具体的かつ正確に誉める
「〇〇のプレゼンの××の点が非常によかったよ」
・専門性を誉める
「きみの〇〇のスキルは日に日にレベルアップしているね」
・誉められてもあまり顔にはでません
まとめ
これらのタイプ1人1人が明確に分類されるわけではありません
実際は、4つのタイプが微妙に混じりあってその人のパーソナリティは形成されています
状況により対処すべきタイプは変わりますが、基本的なタイプ別対処を学んでおくことで
圧倒的に整理しやすくなるはずです
部下のパフォーマンスを上げて素晴らしいキャリアを築いてください
図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく (コーチ・エィ監修コーチングシリーズ)
- 作者:鈴木 義幸
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2006年06月